県学校図書館協議会・毎日新聞社主催の20年度高等学校県読書感想画コンクールで飯塚奈々さん(3年)が「時の扉をくぐり」で優秀賞を受賞し、2月10日に表彰式がおこなわれました。なお、飯塚さんの作品は県代表として全国コンクールに送られました。
このほか優良賞を、川向希実さん(2年)、山下亜弥香さん(高校2年)、亀田千尋(2年)、戸矢知織さん(2年)が受賞しました。
審査結果は次の通りです。
優秀賞 飯塚 奈々(3年)
優良賞 川向 希実(2年)
山下亜弥香(2年)
亀田 千尋(2年)
戸矢 知織(2年)
読書感想画授賞式当日は好天に恵まれ、飯塚、山下、川向、亀田、生徒五名は晴れやか表情で会場に到着しました。埼玉県高等学校図書館研究会里見会長の開式の言葉に始まり、毎新聞埼玉支局渡辺次長よりお祝いの言葉が受賞者全員に贈られまた。受賞作品はどれも素晴らしく、会場には感動が溢れました。授賞式終了後はお互いの作品を改めて見たり、談笑したりととても良い雰囲気が会場を包みました。
上は優秀賞を受賞した飯塚奈々さんとその作品「時の扉をくぐり」です。
飯塚さん感想→私はこの作品でゴッホが描きたかった"日本の姿"を表現したいと思いました。
ゴッホの姿は西洋の力強さを表現するため、明るくはっきりとし色を使いました。朝顔の点描は最も苦労した所で、日本の繊細さ表現しました。
右は川向希実さん(2年・「時の扉をくぐり」)の表彰式の様子です。
川向さん感想→日本を舞台に、時を代表する画家達が出会う。そぞれのフィルムに各々の作品が映し出される。それらが重なった時、いったい何が見えるのだろう。そんなイメージを膨らませながら描きました。
絵を描く時は様々な技法を用いて、その特性が生きる様に表現しました。
左は山下亜弥香さん(2年・「きのう少年」)の表彰式の様子です。
山下さん感想→日々自らの道へと進んでいく少年達の姿から、自分の感じた思いを伝えられたら・・と思いこの画を描きました。
この本の中で印象に残った金木犀と主の話。この物語の最後にアという少年が初めて未来について考えた時、皆との記憶が思い出に変わったであろう瞬間を描きました。変化の描写は苦労しました。少年から成長してゆくその未来に立ったアキの姿に、何かを感じて頂けたら幸いです。
右は亀田千尋さん(2年・「晩年の子供」)の表彰式の様子です。
亀田さん感想→私が読んだ本は、現代の英国で悩みを持つ少年少女が、英国とルネッサンス期のイタリアに似た世界を行き来して
成長していく物語です。絵画表現で苦労した所は、モチーフの配置と馬の描写でした。特に、建物の水没の描写のところでは緑の色を濁らないようにし、更には全体的に暗くならないよう気をつて慎重に描きました。
左は戸矢知織さん(2年・「ストラヴァガンザ花の都」)の表彰式の様子です。
戸谷さん感想→私は、この本のタイトルを見て"晩年と子供"とい矛盾する言葉が気になり、一体どんな話なんだろうと、とても興味をそそられれ、読み始めました。主人公の少女の自分の環境を慈しむ様子、少女なのに背負わなければいけない"死"という境遇への気持ちの整理を表現してみたいと思い、これを描きました。