みなさんごきげんよう。生徒会長の久保田雛子です。

全校生徒の皆さん、来月1月3日は、学祖大妻コタカ先生の命日です。本校では1月3日は冬季休業中のため、今年は1か月と1日前の今日、12月2日を大妻コタカ先生を偲ぶ日としています。

私は、今回「感謝」ということを考えてみました。

コタカ先生の教えの中に、「朝起きたらありがとうを言いなさい」という言葉があります。この言葉は、自分が毎日生かしていただいているという謙虚な気持ちを持ちなさいということです。学校に通学する、授業を受ける、部活動に参加する、毎日の生活の中で当たり前のことはないと私は思います。どんな些細なことにも謝意を表しましょう。

同じく感謝を示す教えに、「親しき仲にこそ礼儀をもちなさい」というものがあります。皆さんの周りに自分を支えてくれている人はいますか?すぐにその人のことを思い出せますか?私は、毎日後輩の皆さんや高校生徒会役員、先生方など、多くの方に支えられています。周りの人に力を貸して頂いているからこそ今の自分が存在しています。皆さんも同じだと思います。日常生活への感謝を込め、節度ある行動をとりましょう。

今週の火曜日から「ごきげんようWeeks」がスタートしました。「ごきげんよう」という言葉は、室町時代中期に宮中の女官が上品で優雅な言葉として用いていました。「ごきげん良く」が変化したもので、ご機嫌というのは単に気分のことではなく、体調や健康のことを意味します。つまり、「どうぞお元気でお過ごし下さい」という相手を思う言葉が込められているのです。そして、「おはよう、こんにちは、こんばんは」と朝・昼・晩で使い分ける必要がなく、目上・目下も関係なく用いることができます。

学祖である大妻コタカ先生は、女性が自立できるように1919年に日本で初めて夜間学校を作られました。大妻女子大学の前身、大妻技芸学校には昼間は不自由のない家庭の生徒が通い、夜間は働きながら学ぶ生徒が通っていました。「ごきげんよう」という言葉には、大妻技芸学校時代、昼間の生徒と夜間の生徒の壁をなくし、心を繋ぐ役割がありました。コタカ先生のやさしさから来た「ごきげんよう」、皆さんも徐々に使えるようになるといいですね。

「らしくあれ」という教えを紹介します。私たち大妻嵐山生の中にも、誰一人同じ人はいません。自分が活躍できる舞台で、自分らしく力を発揮してください。そうすれば、大妻嵐山は今よりもっと、生徒が多方面で輝く、素敵な学校になるはずです。勉強はもちろん、部活動や生徒会活動なども全力で自分らしく頑張りましょう。

最後に、本校の教訓「恥を知れ」。私は、「自分の行動を客観的に見て恥のないようにふるまいましょう」という解釈をしています。自分さえよければいいという自己中心的な振る舞いをしていませんか?その心が時に、他人を追い込むことになります。自分が任された役割は責任をもって努めましょう。

この「大妻コタカ先生を偲ぶ日」を通して、コタカ先生の教えを身近に感じてもらえたら、思い出してもらえたら嬉しいです。最後になりますが、コタカ先生に関する本が図書館に置いてあるので、是非読んでみて下さい。そして、コタカ先生の教えを心に刻み、日々の生活を送りましょう。ご清聴ありがとうございました。