Global Eco-Science School 世界につながる 科学する心、表現する力

Otsuma Ranzan Junior and Senior High School

3学期始業式、そして明日から中学校入試

2019.01.09

校長室から

今日から3学期、始業式を行いました。
集合時間8分前には全員集合して、予定時間を前倒しして始業式が始まりました。

私からは
冬休み中も、いろいろな活動に積極的に取り組んだ報告が届いています。
高2学習合宿、高校生1年生2年生14人が模擬国連に参加、美術部鴨川合宿、高3生学校で学習

さて、新年を迎えて初めての日の話
どらえもんの道具の夢がかなう時代がやってきている。あと10年のうちで社会はどれだけ進歩するだろうか。
いろいろなロボットや、AI、自動運転の車の技術がどんどん進化し、あなたたちが大人になった時、人間でなければできない仕事は何になるのだろう。どんな時代になっても自分の力でしっかり生きて仕事のできる力が必要。その力を持つためにはいつも言っている「知ること」「考えること」「行動すること」が大切。

今年は、皆さんに特に数学の力をつけてほしい。
数学の得意な人は、なぜ得意なのか。数学の苦手な人はなぜ苦手なのかに向き合うことから始めよう。
たぶん、数学の不得意は、「計算が苦手」「文章を読むことが苦手」・・・「計算」は訓練、「読解力は」文章を読むことから。数学から逃げなければ、あなたたちの将来の選択肢はきっと広がる。

もう一度「知ること」「考えること」「行動すること」に加えて「読む力」「書く力」と「数学力」を鍛えよう。

高校3年生、来週はセンター試験・・積み上げた力が発揮できるように。進学先が内定した人は、これから受験する人を応援する。一番の応援は「一緒に真剣に学ぶこと」。ゆるんだ授業は許されない。
高校2年生、冬季合宿で、知識の定着に加えて「探究」の視点で教科を見直したはず。まさに「知ること」「考えること」「行動すること」を体現してほしい
高校1年生 英語の多読や、総合的な学習に真剣に取り組む様子を学年の先生たちから聞いている。ポートフォリオはあなたたちの学年から必須となる。「何をやったか」だけでなく、「そこから何を学んだか」「学んだことを使って何をするのか」が必要

中学生
高校生の先輩たちの取組をよく見ること。子供っぽい自分から卒業すること

あなたたちなら、未来の時代にきっと力を発揮して生きてゆける。いまは、着々と力をつけて
良い年にしましょう。

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伊藤進路指導主任のお話・・いつも素晴らしい

本日は知識への感動というテーマでお話をします。
昨年12月末に高校2年生が女性教育会館で学習合宿を行いました。
そこで、大妻女子大学、家政学部児童学科の石井雅幸教授により、「昆虫の観察のしかたを子どもに教える」というテーマの講義が行われました。
たいへん面白かったのは、アリとシロアリの違いと見分け方です。
アリは蜂の仲間、シロアリはゴキブリの仲間だということをはじめて知りました。シロアリはセルロースを分解する微生物を消化器の中に共生させていて、枯れた植物を食べるので、シロアリがいなければ生態系はなりたたないそうです。地球上で最も数の多い昆虫だということです。

「自然はどう出来ているか?」という好奇心は科学研究の原動力です。
2月後半に小惑星探査機「はやぶさ2」が小惑星リュウグウへの着陸を試みます。
リュウグウは地球と火星の間を回っている小惑星で、現在地球から2億8千万km彼方にあり、地球から電波で19分かかります。直径わずか900m、そろばんの駒みたいな形をしていて、重力は地球の1/8万で、80kgの体重の人が1gに感じる重力です。

「はやぶさ2」は2014年12月に種子島の宇宙センターから打ち上げられ、3年半、32億km飛行し、昨年6月にリュウグウに到着し、周囲を回りながら観測をしています。9月に探査ロボット2機を投下し写真撮影をしましたが、砂地だと予想していた表面は岩だらけででこぼこで、本体の着陸を延期していました。
高度5kmから本体の着陸場所を探していましたが、2月後半には着陸を試み、サンプルを採取して地球に持ち帰る挑戦に入ります。サンプル採取は、まずリュウグウに弾丸を撃ち込んでクレーターを作り、表面の下にある風化していない新鮮なサンプルの採取を試みます。

 「はやぶさ2」は2月以後も数回の着陸を試みながら観測を続け、今年12月にリュウグウを出発し2020年12月の地球帰還をめざします。果たして無事着陸してサンプルを取れるのか。無事に地球まで持ち帰ることが出来るのか?期待と心配で一杯です。

「はやぶさ2」は先代「はやぶさ」、2003年に打ち上げられ小惑星イトカワでサンプルを採取して2010年に地球に帰還した「はやぶさ」の進化型です。先代「はやぶさ」は多くのトラブルに見舞われながら奇跡的な生還を果たして、日本中を大きな感動で包みました。

「はやぶさ2」のミッションは
第一に太陽系と惑星の起源の研究を進めることです。小惑星をつくっている岩石等の物質は太陽系が生まれた頃(今から約46億年前)の姿をとどめていると考えられています。小惑星は小さいため温度や圧力で変成していないのです。太陽系が生まれる時、最初にできた小惑星の衝突・合体を通して、惑星がどのように生まれたのかを調べるミッションです。

第二のミッションは生命誕生の謎の解明です。小惑星には太陽系が生まれた頃の水や有機物が今でも残されていると考えられています。地球の水はどこから来たのか、生命を構成する有機物はどこでできたのか。そのような疑問を解くのが「はやぶさ2」の目的です。

これまでにも宇宙から飛来した隕石から生物の原材料であるアミノ酸や核酸が発見されていて、その起源は未解明です。生命誕生の場所は海底の熱水とも陸上の温泉とも言われていますが、生命の原材料は宇宙に求められるかもしれないと考えられています。その答えは未だ未解明で、「はやぶさ2」のミッションは生命誕生の秘密に迫るものです
昨年暮れに、「はやぶさ2」のミッションマネージャ・吉川 真 准教授が、科学誌「Nature」が選ぶ2018年の10人に選出されました。世界中が「はやぶさ2」の挑戦に注目しています。
それは、世界中が、宇宙の謎、生命の謎の解明を求めているということです。

知識は役に立つだけでなく、人が生きることの意味を豊かにしてくれます。
私たちは100年前の人々よりずっと多くのことを知っています。夜空の星が昼間の太陽と同様の星であること、宇宙には1000億の星でできた銀河が1000億もあること、宇宙は137億年前のビッグバンで始まり現在も膨張を続けていること、地球は46億年前に生まれ、現在も大陸が移動していること、生物は38億年前に地球上に現れて進化を続け、恐竜や人類が出現したこと、生物の細胞核にあるDNAに生命の仕組みと遺伝情報がすべて入っていること。人類ホモ・サピエンスは20万年前にアフリカに出現し、世界中に広がったこと。その人類の活動は現在地球環境を変えつつあること、それらを私たちは知っています。

そういった知識は我々の世界観・人生観をかたちづくっています。同じ仕事をして同じように生きていても、真理にたいする知識は我々の人生を豊かにします。
分かっていないこと、どうしても知りたいことも沢山あります。

何故宇宙が誕生したのか?宇宙の質量の96%は見つかっていないがそれは何なのか?生命はどのように誕生したのか?生命は地球外に存在するのか?人間の心や意識とは何なのか?人間は何故美を感じるのか?善悪の起源は何か?
そういったことを知れば我々の世界観・人生観は更に豊かになるでしょう。
2019年も、宇宙論、進化生物学、生命科学、脳科学などでの新発見が期待されています。
それらの新発見に期待するとともに、私自身もこの一年学んで行きたいと考えています。

表彰

菅谷班読書感想文コンクール

菅谷班教育研究会 主催

優良
渡邉 美羽
優良
中村 歩莉
優良
岡部 沙羅

中学生の税についての作文

全国納税貯蓄組合連合会、国税庁 共催

全国納税貯蓄組合連合会優秀賞
秋山 陽菜2年A組
埼玉県納税貯蓄組合総連合会優秀賞
中村 歩莉
東松山地区納税貯蓄組合連合会会長賞
中島 まつり