みなさん、ごきげんよう。生徒会長の土門あんです。

皆さんは、今からちょうど一か月後の1月3日は何の日かご存知ですか?その日は、大妻学院の創始者である、大妻コタカ先生の命日です。本校では冬季休業中のため、その一か月前の12月3日を、コタカ先生を偲ぶ日としています。

また今年は、大妻学院創立110周年という、記念すべき日でもあります。私は、このような歴史のある学校に通えていることを、とても誇りに思っています。

さて、今回は、本校の校訓でもある「恥を知れ」という言葉について、お話ししたいと思います。この言葉は女性が自立するうえで、他者に聞かれたり、見られたりしたときに、恥ずかしい思いをしないように、自分を戒める言葉です。

では、自立とはどのようなものなのでしょうか。自分でお金を稼いで、自分の家を持ち、生活する「経済的自立」が自立の本質ととらえている人が多いのかもしれません。しかしコタカ先生は「自分を正しく認識する」こと、そのために「自ら学び精神的に自立すること」が大切だと考えていました。精神的自立は、まず個人の自立であり、個人の確立です。しかし、このことは、自分さえよければいいということを意味するものではなく、人の喜びを自分の喜びとし、悲しみを分け合える人間関係の中で、自己を見つめ直し、相互の力を活かし合い、自己実現できる人間として自立することです。

コタカ先生を偲ぶ日を機に、校訓である「恥を知れ」という言葉を思い出し、自分の日々の行動や、皆さんの周りにいる友達をはじめとする、先輩、後輩、先生との関係を見直し、よりよい学校生活になればいいなと思います。また、私自身も生徒会役員やクラスの友人、先生方とさらに良い関係を築き、成長したいと思います。

最後になりますが、図書館にコタカ先生についての本が置いてありますので、ぜひご覧ください。そして、コタカ先生の教えを日々思い出していきましょう。

ご清聴ありがとうございました。
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