Otsuma Ranzan Junior and Senior High School

自分の身は、自分で守る|安全教室

入学して2週間が経ち、新入生も学校生活に慣れてきました。初めて経験する遠距離の通学は不安があるかもしれません。

4月17日、埼玉県警察ご協力いただき安全教室を開催しました。いろいろな危険や事件の被害者にならないようにするためにはどうしたらよいのかについてお話をいただきました。学校長の挨拶は自分の身を自分で守る
「そのためには何が必要なのかを学び、自分の行動に落とし込んで、自分の身は自分で守れるようにしましょう。」

埼玉警察少年課あおぞらのお二人は、埼玉県内の小中高生を対象に、防犯意識を高める活動を行っていらっしゃいます。「自分の身を自分で守る」ために私たちができることをわかりやすく、DVDや資料を使いながら楽しくお話してくださいました。

生徒たちも犯罪被害に遭わないように学ぶことができる貴重な機会となりました。埼玉県警察少年課のあおぞらのお二人、小川警察署少年係のお二人、ありがとうございました。

以下、本日の安全教室で教わった一部を紹介します

  • 気がつくこと
  • 学ぶこと
  • 考え、ルールを守ること
    過去に辛い思いをしたことがあり、ルールができたというお話がありましたね。

刑法犯罪の発生状況

平成29年の刑法犯罪の発生件数は91万件です。この数は年々減少してきています。しかし性犯罪の発生状況は横ばいのままというお話がありましたね。自分がもし犯罪に巻き込まれそうになったら、まずは逃げるようにしましょう。
また性犯罪の被害に遭う割合は、小学生・中学生・高校生で実に40%近くあり、発生時間帯も16時~24時が最も多いということも教えていただきました。

夜道の危険から身を守る

人通りが多く、明るい道を選ぶようにしましょう。
音楽を聴いたり、スマートフォンを見ながら歩くと視野が狭くなり、車にも気が付きにくくなります。夜道を歩く時は後方にも注意し、適度に後ろを見るようにしましょう。街なかで声をかけられても、近すぎず間合いを取るようにしましょう。

エレベーター

エレベーターに乗るときは、ボタンの近くに立つようにし、壁を背にして周りが見えるようにしましょう。エレベーターを乗る前に怪しい人がいたら、別のエレベーターに乗るようにしたり、逃げるようにしましょう。

家に帰ったら

家に帰る時は、『ただいま』をかならず言い、大人がいることをアピールしましょう。呼び鈴が鳴った時はどうするか、家の人と相談し決めておきましょう。

電車

痴漢にあったら体をずらし、服を直すようにしましょう。
恥ずかしがらずに『痴漢です』と声をだしましょう。誰でも狙われるおそれがあります。声が出せないときは防犯ブザーを鳴らし、周りの人に助けを求めるようにしましょう。

狙われやすい場所

駅の階段に近いドアや改札口に近いドアは、犯人が逃げやすいので避けるようにしましょう。また、混雑車両も避け、女性専用車両を使うように心掛けましょう。

インターネット

SNSなどを使用したビジネスや甘い話には、危険がたくさんあるので絶対に信じないようにしましょう。また、インターネット上に広がった写真は、なかなか消すことができません。女性になりすまし近づいてくる人もいます。しつこい人やストーカーに遭うかもしれないので、よく注意し困った時は大人の人や周りの人に相談をするようにしましょう。