Otsuma Ranzan Junior and Senior High School

SDGsの理解を深め、今、何ができるかを考える

12月11日(火)、本校の高校1年生を対象に株式会社 JTBの協力の下、総合学習の時間を使いSDGsの理解を深める授業が行われました。

この授業の目的は、

  • なぜ、今、SDGsの政策が進んでいるのか?を理解する
  • SDGsがあることで、どのような可能性が生まれるのか?を考える
  • そして、上記2つを通じて、自分たちがどのような行動をしなければならないのか?を考えることが目的です。

生徒たちは、『2030SDGs(ニイゼロサンゼロ エスディージーズ)』というカードゲームを通して、SDGsを身近に感じながら、今後、取り組まなければならない課題を真剣に考えました。

2030SDGsを終えた生徒たちの感想

  • 世界の状況メーターを見ないで、プロジェクトを進めてしまうと、経済、環境、社会のバランスはどんどん偏ってしまうと知りました。
  • 他のグループ(国)と協力していかないといけないと感じました。
  • 他のグループ(国)と交渉することは、大変だと分かりました。
  • 自分たちのゴールばかり考えて、世界に意識がいきませんでした。
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自分たちのゴールを目指すグループ、他のグループに目を向けて助けるグループ、世界に目を向けて環境保全に努めるグループなど、さまざまでしたが、ゲームでもSDGsは世界とつながっていることを実感でき、バランスを保つことが非常に難しいことを学びました。そして、授業の最後には自分たちで何ができるのかを考え、この日のSDGsの授業は終了となりました。

最後に、皆さんも一緒に考えてみてください

未来の世代を犠牲にすることなく、現在の要求を満たす開発はどのようにしたら可能でしょうか?

誰もが経済成長は必要だと理解しています。
しかし、誰もがその負の側面と環境と人々の幸福とのバランスを考慮しているわけではありません。
私たちは、経済成長を求めます。企業は経済活動を、人々は人間らしい仕事を望みます。環境を傷つけずに新しい技術革新を生み出します。
どこで暮らそうと栄養のある食事を取ります。
限られた人だけではなく、誰もが受けられるしっかりした教育、そして暴力を受けることのない表現の自由を求めます。

どうやってすべてを達成できるでしょうか?どこからはじめれば良いでしょうか?SDGsは2030年までに、すべての人たちが恩恵を受けられるように動いていますが、私たち一人ひとりが行動を起こさなければなりません。ぜひ、この課題をご家庭でも話し合い、行動に移して欲しいと願います。

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