Otsuma Ranzan Junior and Senior High School

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Programming 情報

プログラミングはこれからの言語。
世界との付き合い方が
変わってくる。

大妻嵐山では、全生徒がタブレットPCを
駆使しながら授業を受けています。
情報の授業では、タブレットPCや日本語作成ソフト、
表計算ソフト、プレゼンテーションソフトなどの使い方を
しっかりと身につけ、
セキュリティや著作権についても学びます。
そして中学でも高校でも、
これからの言語であるプログラミングを学びます。

全員がタブレットPCを使いこなす

大妻嵐山では全校生徒が1人に1台のキーボード付きタブレットPC(i-pad)を所有し、授業でフル活用しています。最近の若者はキーボードが使えないと言われますが、本校では中学1年からキーボード入力に慣れるので、大学や社会でのデスクトップPCの使用にもすぐに対応できます。

文書作成ソフト、表計算ソフト、プレゼンテーションソフトを使いこなす

中学1年からさまざまなソフトの使い方を覚え、覚えたら他の科目の授業ですぐにそのソフトを活用します。たとえば普段の授業でもプレゼンテーションはおこなわれるので、パワーポイントもすぐに使いこなせるようになります。

Pyonkeeでゲームをつくる

最初は「情報やプログラミングは難しそう」と思っている生徒も、i-padで動くビジュアルプログラミング環境Pyonkeeなら、簡単に自分でゲームをつくることもできます。面白さを知ったら、さらにステップアップしていきます。

Javascriptでプログラミング言語の基本を学ぶ

本格的なプログラムはテキストベースで書かれますが、そのプログラミング言語の基本となるJavascriptの基本を高校1年で学びます。

プログラミングを通じてネットワークを広げ世界に羽ばたく

大妻嵐山の生徒は、埼玉工業大学CGコンテストに、自作のプログラムを持って参加し、優良賞を受賞しています。このようなコンテストカンファレンスを契機に、さらにネットワークを広げて世界への扉を開こうとしています。

「Scratch」カンファレンスで開発者のレズニック教授と交流

2018年10月に東京の六本木ヒルズで開催された日本で初めてのカンファレンス「Scratch 2018 Tokyo」。開発者でMIT教授のレズニック教授も参加されましたが、大妻嵐山からはScratchでプログラミングした生徒たちも参加し、教授と交流しました。

大妻嵐山では中学校の「技術」の科目内に
「情報」の授業を設けています。

小学校ではプログラミングの授業がありますが、公立中学校ではプログラムや情報の科目が置かれていません。そんな中学校をエアポケットにしないように、大妻嵐山では中学校の「技術」の科目内に「情報」の授業を設けています。
情報の授業では、中学の1年の最初に全生徒がキーボード付きのタブレットPCを使いこなせるようになることからスタートし、日本語作成ソフト、表計算ソフト、プレゼンテーションソフトなどの使い方を身につけます。
すぐに使えるようになりますが、どのような仕組みでPCが動いているのかを知ることが、これからの社会を生きていく上では大切です。
そこで、Scratchというプログラミング言語を使って、人型ロボットのペッパー君の会話ソフトを全員がプログラミングします。
さらに、次の段階では実際に人の役に立つソフトウェア作成をテーマとして、ペッパーが学校内や嵐山町を案内するソフトウェアをプログラミングしています。
さらに今後は、ドローンを人の役立つように機能させるためのプログラミングも授業に取り入れていきます。
プログラミング入試で入学した生徒は、他の生徒の先生役になって授業をリードするだけでなく、自分のレベルにあった高度なプログラミングに挑戦して、外部のコンテストやカンファレンスにも積極的に参加しています。

高校生になると、本格的なプログラミング言語であるJavascriptに取り組み、テキストベースでプログラムを記述する方法を学びます。
さらに、コンピューターやインターネット社会を科学的に理解するために、2進法の考えを学ぶだけでなく、これからの社会生活に不可欠となる著作権や法律関係、リスク問題などのコンピューターリテラシー、インターネットリテラシーを身につけます。

情報で身につける力

プログラミングを理解し、
自分の可能性を広げよう。

小学校でのプログラミング教育開始を受け、
大学との接続をにらんだ
中学校・高校でのカリキュラム構築を推進。
ドローン、マイクロビット、Pepper、
マインクラフトなどを取り入れた最先端技術への
アプローチに取り組んでいます。

知らなくても暮らしていけるけれど、知っていれば別の世界に行ける。

これからの時代は、誰もが情報技術と無縁に生きていくことはできません。またプログラミングについて何も知らなくても、確かにパソコンやスマートフォンやタブレットPCを使うことはできますが、マニュアルに沿った操作以外の何かをやろうとすれば、プログラミングの知識が欠かせません。
だからこそ、大妻嵐山では中学1年で全員がまずPyonkeeでプログラミングは誰でもできる面白いことなんだということを感じてもらい、次にScratchを使って実用的なプログラム開発に取り組んでいます。さらに、高校1年ではJavascriptに取り組み、本来のプログラムはテキストベースで書かれるのですが、その基本を学びます。二進法など、プログラム言語の原理的なことも理解していきます。
確かに、プログラミングのことを何も知らなくても、普通の生活は困らないかもしれません。けれども、その基本を理解していればパソコンは単に決められたことだけができる便利な道具ではなく、もっといろいろなことを変えていける道具になります。そして、その知識は将来必ず、みなさんの生き方や選択肢を大きく広げてくれるでしょう。
さらにプログラミングについて詳しくなれば、新しいプログラムを自分で開発して世界中の人とどんどんつながっていくことも当たり前になります。
情報の授業では、そんな風に生徒のみなさんが自らの可能性を広げ、知らなかったことにチャレンジしていけることを大切にしています。