Global Eco-Science School 世界につながる 科学する心、表現する力

Otsuma Ranzan Junior and Senior High School

校長よりメッセージ

自学自習=アクティブラーナーとしての姿勢と力を身に
つけられるように、私たち教員は全力で支援します。

この激しい変化の時代に、自立した女性となって自信を持って生きていってほしい。そのための力を身につける場が大妻嵐山です。
自立した女性とは、どのような変化があったとしても、しっかりと大地を踏みしめて自分の力で歩いて行ける女性です。そのためには、学校で学んだ知識だけでは足りません。知識はあっという間に古くなってしまうこともあるからです。
大切なことは、学校や大学を卒業し社会に出てからも、必要なことを自ら能動的に学び続ける姿勢です。そうした姿勢を持った人のことを、私たちは「アクティブラーナー(=能動的に学ぶ人)」と呼んでいます。
別の言葉で言えば「自学自習力」を持つ人です。「自学自習」というと、人から教わらず自分一人でもくもくと勉強するというイメージでとらえる人もいるかもしれません。しかし、そうではありません。先生方から、どんなに多くのことを教えてもらっても、自分で能動的に学ぼうとしない限り、本当の力にはなりません。逆に自分で学ぶ姿勢・学ぶ力を身につけさえすれば、何からでも誰からでも学ぶことはできます。「自学自習」とは、このように自ら学ぶ姿勢や力を身につけ能動的に学ぶことを言います。
大妻嵐山の先生方は、教えることにかけてはエキスパートがそろっています。でも皆さんの質問が、「答えを教えてください」という質問だったとしたらどうでしょうか。皆さんは、先生方が教えてくれた答えをその時はわかったつもりになると思います。でも、その教えは時間が経てば忘れてしまうでしょうし、その知識を応用し活用することもできません。
本当に大切なことは、自分はどこが分かっていないのかを考えて質問することです。例えば「自分はこうだと思うのに、どうして違うのでしょう?」と質問するなら、そこには自分の考えたことがたくさん詰まっているので簡単に忘れることはありません。質問するという受け身のように見える行動が、実は能動的な学びの機会となっていきます。自学自習する人の質問とはこのようなものであるべきだし、大妻嵐山の生徒にはぜひそのような質問を発する人になってほしいと考えています。
ところで、みなさんは「守破離(しゅはり)」という言葉を聞いたことがあるでしょうか。これは、日本で長い間大切にされ続けている、習い事の本質を表した言葉です。私は、これが大妻嵐山の学びにも当てはまると考えています。
「守」とは、まず基本を教わること。最初は先生や友だちの助けを借りて、何とか自分でできるようになることです。そして次の段階の「破」とは、身につけた基本を自分で改善していけるようになることです。さらに「離」は、自分で新しいものを生み出していける段階です。
この「守破離」は、例えば中学や高校時代を「守」とみなし、大学や専門学校の時代を「破」とみなし、社会人としての時代を「離」とみなすというように、長いタイムスパンで考えることもできますが、中学や高校の3年間を3つの段階「守破離」で考えることも可能です。そして、みなさんにはぜひそう考えてほしいと思います。1年生で自学自習のための基本を身につけ、2年生でそこに自分の考え方を加えて改善し、3年生で新しい学びに踏み出してもらいたいということです。
基本を身につけずに、いきなり自由に革新的なことをおこなおうとしても、それは「形無し」の失敗にしかなり得ません。基本をしっかりと身につけ、その上で段階的に改善していければ、その先にはイノベーションと呼ばれる「型破り」の革新を引き起こすことも可能になるからです。そして、みなさんがそうなることこそ私たち教員の願いであり、そのために私たち教員はあらゆる支援を惜しみません。そんな学びへの第一歩を、大妻嵐山で私たちとともに踏み出しましょう。

校長 井上正美

教育理念

校訓

「恥を知れ」

これは決して他人に対していう言葉ではなくて、あくまでも自分に向かっていう言葉です。自分を高め、自分が自分の「良心」に対して「恥ずるような行いをするな」ということです。人に見られたり、聞かれたりして恥ずかしいようなことをしたかどうかと、自分を戒めることなのです。

(創立者大妻コタカ言行録より)

建学の精神
学芸を修めて人類のために
Arts For Mankind

何のために学ぶのか。自分を学問的、人間的に鍛え、国際社会や家庭において、
おのれの使命を果たし、人類に貢献するためと心得ましょう。

教育目標
  • 自らを厳しく律し、他者を思いやる生徒
  • 広い教養と知性を身につけ、社会に貢献しようとする高い志をもつ生徒
  • 健やかな心身と国際的視野をもち、論理的に考え適切に表現できる生徒
校章の由来
校章

本校の校章は大妻家の家紋に梅花を図案化したものです。丸は円満な女性の心を、糸巻は技芸を表し、女性にとって、生活技術の大切なことを意味しています。中央の梅は古来、蘭、菊、竹と共に四君子と称されて、その高潔、淡泊な美が愛されて来ました。また、晋の武帝の故事によれば「好文則梅開・廃学則梅不開」とあり、学問愛好の木(好学木)といわれています。

この梅花のような精神と、好学の精神を心としたいと念願し、これを表現しました。

歴史・沿革

大妻学院の歴史をご紹介します

本校の学祖・大妻コタカが、大妻女子大学の前身である大妻技芸学校を設立したのが、1917(大正6)年のこと。以来、大妻学院は、日本における女性の自立への歴史とともに歩んできました。創立以来変わらぬその理念は、専門的な知識と技能を身につけ、しかも豊かな人間性を備えた女性を育てること。これが、大妻女子大学から大妻嵐山中学校までを貫く伝統と信頼の教育です。この大妻のスピリットを受け継ぎながら、社会へと巣立っていった卒業生は、すでに11万人を超えています。自分の道を自分で切り開き、歩み続ける女性、信念をもって未来を創造していく女性たちを、大妻はこれからも支援していきます。

創設者 大妻コタカ

大妻コタカは、明治17年、広島県の農家に6人兄弟の末子として生まれました。上京して和洋裁などを学んだ後、小学校教員などを経て、明治41年、麹町に裁縫・手芸を教える家塾を開きました。これが今日の大妻学院の出発点です。大妻技芸学校(大妻女子大学の前身)を設立して本格的な学校教育の道へ入って以来半世紀。先生は常にわが国女子教育界の先頭に立ち、幾多の困難とたたかいながら女性の社会進出への道を切り開いて来ました。その生い立ちからも分かるように、先生は実に庶民的で、その気さくな人柄は多くの人から愛され慕われました。厳しさの中にも愛情あふれる先生の言葉は、学生はもちろん、周囲の人々にも大きな感銘を与えました。先生の教えは、数多くの卒業生や在校生によって、今もなお大妻精神として息づいているのです。

プロフィール
大妻コタカ

大妻コタカ(1884~1970)広島県世羅郡三川村(現・甲山町)出身。わが国女子教育の先駆者で明治・大正・昭和の三代にわたり活躍。教育への多大な功績により藍綬褒章・勲二等瑞宝章等を受章。昭和45年没(享年85)。

沿革
明治41年(1908)
大妻コタカ、裁縫・手芸の家塾を開設
大正5年(1916)
私立大妻技芸伝習所設置(各種学校)
大正8年(1919)
私立大妻実科高等女学校併設
大正10年(1921)
私立大妻実科高等女学校を4年制の私立大妻高等女学校に組織変更
昭和24年(1949)
大妻女子大学設置
昭和42年(1967)
嵐山女子高等学校開校
昭和47年(1972)
校名を大妻女子大学嵐山女子高等学校と改称
平成7年(1995)
校名を大妻嵐山高等学校と改称
平成15年(2003)
大妻嵐山中学校開校
平成20年(2008)
大妻学院創立100周年を迎える
平成25年(2013)
学校法人誠美学園と学校法人大妻学院が合併

安心・安全への取り組み

1. 登下校通知配信メール

登校、下校の状況をタッチシステムによってご家庭にお知らせします。

2. 大妻嵐山ソーシャルメディアポリシー

Web上のトラブルから生徒たちを守るための、学校の指導方針を策定しそれにしたがって、指導しています。

3. 災害時対応備蓄

食品・飲料水等

4. 登校指導、バス乗車指導

教職員による、定期的な校外指導を実施。

5. カウンセラーによる教育相談体制

学年の方針をたて、養護教諭・カウンセラー等と連携し支援していく。教育相談会議でも随時対応を検討しています。

施設・環境

図書館が生まれ変わりました

図書館・進路指導室・職員室がリニューアルされ、その3つの機能が一体化したlearning commons & library として生まれ変わりました。

図書館
IT環境が整った明るく開放的な理科実験室

化学分野中心の第1理科室、生物・地学分野中心の第2理科室、物理分野中心の第3理科室(アクティブラーニングスタジオ)、これらの実験室で様々な実験・観察を行って、科学的思考力を高めます。

理科実験室
全教室に電子黒板を導入

全教室に電子黒板が導入されています。授業ではタブレットやデジタル教科書を使い、ビジュアルを駆使した授業はより生徒の理解度を高めます。

絵画作品の展示

校内には美術部OB・現役生の作品と卒業生寄贈の絵画が多数飾られており、日々芸術への理解を深めています。

大妻嵐山の様々な施設
大妻嵐山周辺のご案内

国立女性教育会館(NWEC)

本校から徒歩圏内に聳え立つ、大きな施設です。ここで学習合宿や、国際交流会などの校外行事も行われます。

蝶の里公園

国蝶・オオムラサキの自然生息地として有名です。こちらの保護活動に本校も参加しています。

鎌倉街道・県立嵐山史跡の博物館

鎌倉時代から続くその歴史を概観できる博物館です。

嵐山渓谷

昭和初期、林学博士・本多静六博士が、京都の嵐山(あらしやま)のようだと槻川の景観を賛美し、この地が嵐山(らんざん)と名付けられました。春には桜も咲き誇る、生徒にも身近な散策スポットです。

学校評価シート

アドミッションポリシー

本校は「世界につながる 科学する心、表現する力」を掲げる進学校型の大学付属校です。

急速にグローバル化の進む社会情勢のなかで、物事をどこまでも掘り下げて学ぶことのできる科学的素養を持つ人材、そして国際的な視野を持って主体的に生きようとする人材の育成をめざしています。

そして将来、グローバルマインドを持って地域社会に貢献できる力を育むことを教育目標に掲げています。生徒のニーズに応じたきめ細やかな学習指導と進路指導を特色として、常に探究心や向上心を持ち、自分の夢に向かって粘り強く挑戦する生徒を求めます。

  1. 勉学に励み規則正しい生活を送り、入学後も自ら進んで勉学に励み学校生活を前向きに送ろうとする意志のある生徒
  2. 学校生活(学級活動、生徒会活動、部活動等)に積極的に取り組み、入学後も活動を継続する意志を持った生徒
  3. 他者を思いやる心を持ち、夢に向かって粘り強くチャレンジする生徒
  4. 理数系のこれまでの学びをさらに深め、科学的素養を高める意欲のある生徒
  5. 英語によるコミュニケーション能力の向上に努め、将来国際社会において活躍しようとする意欲のある生徒

■入学試験で問いたい力
・今後の学習の土台となる基礎学力
・幅広い思考力・判断力・表現力