Otsuma Ranzan Junior and Senior High School

キャリアスタディ同好会 活動紹介ページ(抜粋版)

キャリアスタディ同好会は、SDGsや国際交流を中心に興味のあることをどんどん探求する同好会です。
ここでは私たちの環境問題への取り組みの一部をご紹介します。

Project: The Last Straw

ここ数年は海洋プラスチック問題を中心に、校内から出るプラスチックゴミ問題についても取り組んでいます。

私たちのこの取り組みは、牛乳についてくるプラスチックストローについて考えることから始まりました。私たちの活動タイトル“The Last Straw”には「我慢の限界」という意味があります。重荷を積んだラクダの背骨を折るのは最後に乗せた1本のわらだ(『ジーニアス英和辞典』より)、 ということわざから来た表現ですが、海洋生物を始め、地球の環境はすでに「我慢の限界」を迎えています。そこに、「今あなたの使うプラスチックストローが、最後のプラスチックストロー=the last plastic strawであってほしい」という願いを込めて名付けました。

 

Effort 1: 給食ストローについて考える

中学生が毎日牛乳を飲む際に使用するストロー。本当に必要でしょうか?私たちの中にも、小中学校では直飲みをしていた、というメンバーもいます。まずは、ストローを使わない、ということをみんなで考えてもらうために、2週間の『ストローなし』期間を設け、中学生や先生方にアンケートを依頼➡このアンケートの中からエコバッグのアイディアが生まれました!

 

Effort 2: 生産者の声を聞く

SDGsの目標12『つくる責任つかう責任』にあるように、プラスチック問題は使う側だけの責任ではありません。実際に生産者の方々の考えを伺いに、本校の牛乳の生産者、埼北酪農業組合を訪問しました。そこで、安心安全な給食牛乳の提供のためにプラスチックストローが必要な理由や、それをどうにか変えていきたい、という生産者の方々の思いを伺いました。

 

Effort 3: ディスカッションイベント

中学生の給食ストローに関するアンケートや、埼北酪農業組合の方々との意見交換を踏まえ、今度は全校の有志を募り、プラスチックストローやプラスチック問題全般について生徒同士で話し合いました。中高併せて30名ほどが参加し、活発に意見を交換しました。

 

Effort 4: 海プラ拾い

夏休みには実際に葛西臨海公園へ行き、砂浜に落ちているプラスチックごみの調査も行いました。緑のプラスチック破片がとても多いことに驚くとともに、実は浮遊するプラゴミで一番多いのが人工芝だということを知りました。実際に行ってみたからこそ実感できた気づきでした。

 

Effort 5: エコバッグデザインコンテスト

プラスチック問題について校内へのさらなる啓蒙を図るため、大妻祭に向けて『エコバッグデザインコンテスト』を実施しました。全校から集まった8つのデザインから、来場者の投票で今回のデザインが選ばれました。素材もオーガニックコットンを選び、私たちのこだわりが詰まったエコバッグです。

 

Effort 6: わくわくワークショップ

小学生でも興味を持ってもらえるようなクイズや踊り、また、プラスチック廃材を使ったアクセサリー作りを通して、わくわくワークショップにも参加。小さい子にも分かってもらえるようかみ砕いたことで自分たちの理解も深まるとともに、当日参加してくれたみなさんや保護者の方々と環境について楽しく考えることができました。

 

キャリアスタディ同好会では、他にも様々な活動をしています。興味を持っていただけましたたら、ぜひ他の活動紹介ページやインスタもご覧ください!

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