7/28(月)・29(火)、高校3年生5名が、制服の製造や販売を手掛ける㈱丸幸(坂戸市)様にて、インターンシップを体験しました。
参加した5名は、服飾やアパレル、ファッション業界・職種に興味を持っている生徒たちで、実際の制服づくりの現場に2日間身を置き、商品としての制服企画から製造、販売に至るまでの流れを本格的に学ぶ機会となりました。
インターンシップ中は、「制服コーディネートの体験」、「残反(生産の過程で余った生地)を活用する実習」、「トートバッグ作成」、「ワッペンの作成」などを行いました。
普段は知ることができない「制服づくりの裏側」に触れ、生徒たちは目を輝かせながら真剣に取り組む姿が見られました。
また、社員の方々から直接話を伺う中で、「仕事」としてのアパレルの魅力や現実を知ることができ、将来の進路に向けてより具体的なビジョンやイメージを描くきっかけにもなったようです。
生徒たちの感想からは、「工業用の機器を触れたり、実際に仕事をしている現場を見たりすることができて、とても貴重な体験ができた」、「制服づくりに携わっている方の生の声を聞くことができて非常に参考になった」「今の自分に足りないものや、将来に向けて準備すべきことなどが見えた」などの声が寄せられました。
今回の丸幸様でのインターンシップを通して得た経験は、生徒たちの進路選択において、視野を広げるとともに、自分の考えや思いをより一層強くするものとなるでしょう。
昨年、高校2年の「探究授業①」での事前学習・グループワーク(下記動画参照)から始まり、今年1月に開催した「制服(業界)セミナーとプレゼンテーション(探究授業②)」、そして今回のインターンシップ実施と、すべての企画・運営に携わってくださった丸幸様、菅公学生服様、ご協力ありがとうございました。
今後も大妻嵐山では、将来の夢に近づくための実践的な学びや、社会につながる取り組みの機会を、さまざまなテーマで創出していきます。
以下は、これまでに行ってきた探究の授業のダイジェスト動画です。合わせてご覧ください。