5月30日(水)・6月6日(水)の5・6限目に、学校内の茶室にて中学一年生の礼法授業を行いました。両日とも有志の保護者会の方に講師としてご協力・ご参加いただき、『玄関の入り方から座布団に座る』までを学びました。
玄関の入り方では、『靴の脱ぎ方』・『揃え方』・『置き方』の指導をしていただきました。始めは講師が手本を見せ、生徒たちも真似をしながら何回も練習を行いました。
ふすまの開け方では、『手の使い方』・『礼の仕方』・『ふすまの越え方』を細かく教わりながら、先生の合格が出るまで練習を行いました。
礼は3種類のお辞儀があり、生徒たちはきちんと『真(しん)』・『行(ぎょう)』・『草(そう)』の所作を学びました。
最後に座布団の座り方では、座布団の向き、数回に分けて座ること、音を立てないことなどに気を付けて練習を行いました。
生徒たちは、初めて習う礼法指導に緊張しながらも真剣に先生の指導に耳を傾け、1つ1つ所作を確認していました。始めは座るときにスカートが折れ曲がっていた生徒も、指導後はきれいに座れるようになり、講師からも褒められ嬉しそうな表情をしていました。
講師の皆様、生徒一人ひとりに丁寧に教えてくださり、貴重な時間をありがとうございました。
大妻嵐山では、日本の伝統文化の理解を深め、世界とつながる力を育んでいます。礼法授業は中学1年生だけではなく、中学2年生では『茶道』、中学3年生では『着付け』といった日本人としての品格と姿勢を学んでいます。