Otsuma Ranzan Junior and Senior High School

表現する力・本に込めた想い【ビブリオバトル】

6月19日(水)、本校・図書閲覧室において『ビブリオバトル』を開催しました。このビブリオバトルは、大妻嵐山で育てる4つの力の1つ表現する力を養います。

参加者は思い思いの一冊を手に取り、本の面白さ、本の魅力等について5分間語ります。本の紹介に5分は長いのでは?と思ってしまいそうですが、身振り手振りで本の魅力を語る参加者たちにとっては、熱い思いを語り切るのにむしろ5分では足りないほど。

昨年よりも多くの生徒が自慢の一冊を紹介してくれた中、2019年のチャンプ本は、高校3年生の嶋﨑さんが紹介した『算数国語理科殺人』。独特の話し方で聞いていた人たちを魅了。今回、初出場でチャンプに選ばれ、本人も喜びを隠しきれない様子でした。
2位は、中学1年生の栗原さんの『Wonder ワンダー』。笑顔がとても素敵な発表でした。
栗原さんが、『私は、Wonder ワンダーでできている』と言っていた表現からも、とてもこの本が気に入っていることが伝わってきました。

それぞれの本の魅力はもちろん、生徒一人一人の想いが溢れたビブリオバトル。生徒達が「読んで」「考えて」「行動する(発表する)」を着実に体現してくれているのを見て、とても感動です。

参加者のプレゼンテーションを聞いて、普段本を読まない方も『読んでみたい!』と思ったと思います。本を読むきっかけは、何でも良いと思います。
来年は、本に関する忘れられない思い出を、今年以上にいろいろな生徒が語ってくれることを楽しみにしています!

図書委員会 顧問より

中学生は、事前に図書館に通って練習を行い、発表者お互いに意見を出し合って練習しており、当日は堂々とした様子で、声の大きさや表現もよく工夫していました。高校生は、個性的な選書、個性的な発表が目立ち、生徒がお互いを補い合い、無事に発表を終えました。順位は決まりましたが、誰が優勝してもよい接戦のバトルとなりました。