Otsuma Ranzan Junior and Senior High School

ベトナム・カンボジア研修 現地レポートvol.02

プログラム

  • 上智大学人材養成センター研修
  • 上智大学アンコールワット西参道修復研修
  • 上智大学バンテアイ・クディ考古学・建築学的調査の研修
  • バンテアイクデイ近隣村落見学

本日は遺跡修復の研修です。
午前中は上智大学人材養成センターにて三輪悟先生より
「世界文化遺産アンコールを護る ーグローバル化の時代における国際協力に必要な視点ー」
と題して約1時間カンボジアの歴史文化や遺跡修復について講義を頂きました。
その後同センター指導によるアンコールワット西参道の修復作業を見学しました。
今年もNHKプロジェクトXに登場した石工のトイさんに石の削り方の指導を受けました。
その後、三輪先生、トイさんの説明で西参道の修復の様子を見学させていただきました。
高気温の中ヘルメットを被った生徒は熱心にお二人のお話に耳を傾けていました。
プロジェクトXの中から出てきたトイさんに生徒は大感激。サインをもらい、写真を一緒に撮っていただき大喜び。
午後は三輪先生とやはり上智大学ブティ先生の説明でバンテアイ・クディの発掘調査等の学習をしました。発掘調査に直接携わっているカンボジア人のブティ先生のお話は大変重みのあるものでした。
バンテアイ・クディの発掘調査に携わっている多くのカンボジア人の人々が住んでいる近くの村をブティ先生に案内していただきました。1年ぶりの訪問ですが変化の大きさにびっくり。昨年電気が使われるようになり、牛を飼っている家も少なくなり、幾つかのトイレが作られている最中でした。この村も徐々に都会化されていくようです。今年も村お方の高床式の家を見せていただくことができました。6畳ほどの2階が住居。四人の方が生活しているが、トタン張りのため日中は暑くて過ごせないとのこと。木材よりトタンの方が安価のためだそうです。
本日は上智大学の先生方のご指導のおかげで充実した1日を過ごすことができました。

アプサラ(女神)ダンス鑑賞
アンコールワット修復現場(西参道)

上智大学アジア人材育成センターにて講義中