Otsuma Ranzan Junior and Senior High School

県大会「最優秀賞」受賞おめでとう! 中学サイエンス部

2月9日(金)志木市立いろは遊学館にて埼玉県理科教育研究発表会(県大会)が行われ、本校サイエンス部中学3年生4名が比企地区の代表として参加し、見事最優秀賞を受賞しました。

県大会は埼玉県全体から各地区の代表校が集まる、最も規模の大きな大会です。今年度は全14校が参加し、7校ずつ2グループに分かれて日頃の研究成果を発表しました。

県大会参加に至るまで、菅谷班発表会、比企地区発表会と2回の地区大会に参加してきましたが、最後の県大会のみ10分間の発表に加えて「質疑応答」の時間がありました。
これまで質疑応答の練習はしてこなかったのですが、当日は大学教授からの質問に対しても臆することなく堂々と答える頼もしさと度胸の強さを見せてくれました。

今回発表した研究題目は「ウミホタルの発光条件」についてです。
サイエンス部ウミホタル班は中学2年生から2年間の時間を費やして研究を続けてきました。
実験で使うウミホタルは部員達が実際に千葉県館山市の海へ行き採集したものです。春先、指先の感覚がなくなるくらい寒く冷たい雨が降る日も、夏、台風が去ったばかりで海が大荒れの日も、頑張ってウミホタルを採集してきました。
このような1つ1つの小さな苦労の積み重ねが、今回の最優秀賞受賞という大きな成果に繋がり、研究の成果が認められたことは、本当に嬉しいことです。

もうすぐ高校生となる部員達の次の目標は「論文で賞を取ること」だそうです。調べたいことはまだまだたくさんあります。
今後もこの研究は継続して行っていきますので、これからもサイエンス部の応援をよろしくお願いします。

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