4月11日(水)~ 4月12日(木)
中1・高1年生は「スタート合宿」を行いました。宿泊先は、本校から10分ほど歩いたところにある「国立女性教育会館」です。
この合宿の目的は、
- 中学生・高校生としての自覚を持ち、学習の仕方を学ぶ
- 共同生活を通じて相互理解を深める機会を得る
この2点を目標とし食事の準備や後片付けから就寝の準備まで生徒が協力して行うので、すべての活動が人間関係構築のためのアクティヴィティとなります。
初日
開校式
嵐翠ホールにて行われました。初めての宿泊行事に、皆少し緊張した面持ちでした。
学習の仕方について
各教科の学習の仕方について学びました。生徒たちは真剣にメモを取りました。
中学生は中学でスタートする英語・数学の学習についての説明をしました。
なぜ英語を学習するのか、数学を学習する意味は何なのか、様々な例を提示しながら生徒たちに問いかけました。メモを取り真剣に取り組んでいました。
校長先生によるエンカウンター
中学・高校合同で校長先生の貴重なお話を1語1句書留め、協力し合い、正しい文章に完成させるというエンカウンターを行いました。どのようにすれば全員が完成できるのか、皆で考え、協力することの大切さを学びました。
3年後・6年後への手紙を書く
中学・高校合同で自分への手紙を書きました。高校生は3年後、中学生は6年後どのような女性になっていたいのか、将来の自分に思いを馳せながら、自分宛てに「手紙」を書きました。3年後・6年後を考えることで、どのような学校生活にしていけばよいのか見えてきたと思います。手紙は事務室で大切に保管しています。
大妻精神を学ぶ
大妻精神の講座を受けました。
最初は、大妻精神の講座では、コタカ先生の教えと共に、裁縫の実習を行いました。思ったようにできず悪戦苦闘している生徒も、熱中し最終的には1つの作品を作りあげました。
2日目
校歌練習
嵐翠ホールで中学・高校合同で校歌を練習しました。
最初は、小さな声で歌っていた校歌も、1時間後には皆見事に歌えるようになりました。
クラス目標発表会(高1)
高校1年生は個性あふれる目標を立てることができました。初日の緊張感は一切感じさせず笑顔がたくさん溢れていました。
学年主任からは、
- スタート合宿で感じた初々しさを忘れないで1年間過ごしてほしい
- 各クラスが良いライバルになるように切磋琢磨してください
というメッセージがありました。
交流レクレーション(中1)
中学1年生は天候にも恵まれ、外で玉入れを行いました。クラス全員で楽しみました。一気に生徒同士の距離が縮み、笑顔、会話が増えました。
閉講式
学年主任から、激励の言葉がありました。
皆さん合宿は楽しかったですか?もちろん楽しかった人、そうでなかった人いると思います。これからたくさんのイベントがあります。楽しいと思えば楽しいし、つまらないなと思えばつまらなくなってしまいます。
しかし、イベントには目的があります。『なんでこのイベントをやるんだろう』という疑問を持つようになってください。
そして疑問を持つ癖をつけてください。毎日確認することで自分の成長にも繋がります。開校式のときと一晩過ごした今では表情が全く違うなと感じています。そして声の大きさも合宿を終えようとしている今のほうが大きいです。
『スタート合宿』で自信がついて、本当に良いスタートが切れると思っています。これからが本当のスタートです。また明日から頑張っていきましょう!
皆真剣に話を聞き笑顔で合宿を終えました。
活動を共にする中で、一泊二日という短期間でありながら、生徒それぞれが、これができるようになったという自信をつけ、さらに「3年後の自分への手紙」を書くことにより、将来への夢を持って終了できたと感じました。