Otsuma Ranzan Junior and Senior High School

未来のマナビフェス8月9日10日:東京有明

2018.06.27

校長室から

教員の指導力向上、授業力向上を目指して、3年前から教職員がアクティブラーニング指導に関する研修を重ねています。今年も11月3日に、溝上先生(京都大学)の基調講演をいただき、昨年同様に授業公開研究会を実施します。一次案内準備中で、近々、ご案内いたします。
本校での教員研修にも関係することですが
8月9日(木)10日(金)有明の武蔵野大学で開催される「未来のマナビフェス」で戸田市の教育長戸ヶ崎先生と日本テラデータのコーポレートエバンジェリストの金井氏に協力していただいて一つのセッションを担当します。このマナビフェスの全体像は、溝上先生(京都大学)、中原先生(立教大学)が中心となり、同じ課題意識を持った様々な分野の関係者が協力して作り上げる中身の濃いものになっています。

10年後、20年後の社会を見据えて今、義務教育がどのような挑戦をしているのか、またIT業界は人材育成に関してどのような課題意識を持っているのかを伺いながら、高校教育が果たす役割を参加者(義務教育、高校教育、大学、企業)の皆さんと考え議論できる企画を計画しています。
自分もそうでしたが高校の教育現場は、義務教育で子供たちがどんな教育を受け、どのように成長しているのかを見る機会はなかなかなく、せっかく伸びはじめた力を認識せずにリセットしてしまっている可能性があるということを実感してきました。(この課題の解決は個人の努力ではどうにもならない)
自分の仕事の立ち位置の前段階に、生徒たちはどんな教育を受けてきたのか、大学につないだ後、社会でどう力を発揮しているのかを知り、それぞれの段階の皆さんとつながることが重要だと考えています。

基調講演、大学の研究者の先生方、企業のセッションはもちろんですが、高校セッションでは真下担当のセッション以外にも、なんと吉野先生(鴎友)、佐藤先生(桐蔭)、下町先生(花巻北高)、三浦先生(岡山林野)のセッションでも多彩な登壇者が協力してくださっています。
HP上のサイトは以下の通りです。
http://be-a-learner.com/manabifes.html