Otsuma Ranzan Junior and Senior High School

【中学生】誓いの言葉

温かな日差しとともに吹く風が心地よく感じられるようになった今日、憧れていた制服に袖を通し、私たち五十二名は本日、令和二年四月十一日、期待と不安を胸に大妻嵐山中学校・高等学校に入学いたします。
私は四年生の時、大妻嵐山中学校のオープンスクールでクッキーづくりのワークショップに参加しました。初めて作るクッキーは先生や先輩方が丁寧に教えてくださり、上手に作ることができました。今でもよい思い出です。
また、校長先生が、大妻嵐山は自立した女性を育てる、アクティブな学びにあふれた学校だとおっしゃっていました。私も、将来は積極的に行動できる、自立した女性として社会で活躍したいと思い、大妻嵐山中学校の受験を決めました。
私は一年生の時から水泳選手として、一秒でも早く泳げるように毎日練習してきました。受験との両立はとても大変でしたが、両親のほか、様々な方の支えもあり、私自身も大妻嵐山中学校に合格したいと心から思い努力してきました。合格をいただいた時はとてもうれしく、その喜びを忘れることはありません。両親をはじめ、支えてくれた方々に感謝の気持ちでいっぱいです。
私たちは、これから始まる中学校生活の中でたくさんの困難に直面することでしょう。一つ一つの困難に向き合い、仲間とともに乗り越えていきます。そして、先輩方のように人のことを思いやる優しい心を持ち、失敗をおそれず何事にもチャレンジし、日々勉強や部活を一生懸命がんばります。私たちは大妻嵐山中学校・高等学校の生徒であることを誇りに思い、将来の夢に向かって、取り組んでいきたいと思います。

最後になりましたが、校長先生をはじめ、先生方、いつも支えとなってくれる保護者の皆様、私たちはこれからの六年間、目標に向かい何事にもくじけず前へ進み、充実した学校生活を送れるようにがんばります。
上級生の皆様。私たちは、時には悩み、立ち止まってしまうこともあるかもしれません。そんな時は温かい先輩方のアドバイスをよろしくお願いいたします。

世界は今とても不安定な状態です。しかし、私たち新入生一同は、それに負けないように多くの知識を身につけ、社会で貢献できる自立した女性を目指します。先輩方と共に、大妻嵐山中学校・高等学校をより良く発展させ、私たちの目標に向かって、最善を尽くすことを誓います。

令和二年四月十一日

新入生代表 ときがわ町立明覚小学校出身
原口 柚羽