Otsuma Ranzan Junior and Senior High School

大妻嵐山中学校「合唱祭」(開催報告)

11月12日(土)に、近隣の国立女性教育会館(ヌエック)において、令和4年度の大妻嵐山中学校「合唱祭」を開催しました。

保護者の皆様をはじめ、多くの方にご来場いただき、会場は満員御礼となりました。心より感謝申し上げます。

コロナ禍により、中学1年生だけでなく、中学2、3年生にとっても初めてとなった合唱祭。

本番の当日まで、各クラスとも指揮者や伴奏者を中心に練習を重ね、日を追うごとに少しずつ、でも着実に一体感を増していく姿はとても頼もしく、この合唱祭を通して大きな成長を感じました。

クラス合唱の後も、コーラス部による模範演奏や、本校卒業生である田幡さん(武蔵野音楽大学1年)を招いてのハープ演奏と続き、終始やさしい音色と華やかで温かい雰囲気に包まれた合唱祭となりました。

開催において、準備や運営支援をしてくださった関係者の皆様、本当にありがとうございました。

 

以下、各クラスからのコメントです。(当日の次第より抜粋)

・中学 1年A組
私達は「大切なもの」を歌います。最初は上手にハモれなかったり、歌詞を間違えたりと思うようにいかない事ばかりでした。しかし、休み時間に一緒に歌ったり、アドバイスし合ったりして、練習を重ねるほどに歌がひとつになっていきました。この曲には、語りかけるようなフレーズが入っています。
もう離れてしまった友に「ありがとう」・「これからも頑張るね」と伝えています。あなたはこの歌を誰に届けたいですか?皆で心を一つにして歌います。お聴きください。

・中学 1年B組
私たちが今回歌う曲は「この星に生まれて」です。この曲はソプラノとアルトに分かれていて、アルトがメインで歌う部分もあります。練習では、声が全体的に小さいことが課題でした。SHR後に練習をしたり、音程を確かめるために伴奏なしで歌ったりしました。サビには英語の部分があるので、発音がしっかりとできるよう意識しながら練習しました。ソプラノは透き通るきれいな声で、アルトは低くてよく響き渡る声で一生懸命頑張ります。聞いてください。

・中学 2年A組
みなさんごきげんよう。私たち2年A組は「HEIWAの鐘」を歌います。ソプラノパートはとても声が高く2番目の最初の歌詞にはとても苦戦しました。アルトパートは低い声だからこそ表現力を強くして練習しました。それぞれの個性を活かすことで、とても良い作品に仕上がりました。また、参加できない友達もいますがクラス全員、心は一致団結し、そして世界の平和を祈りながら歌います。優勝目指してクラス全員頑張ります。

・中学 2年B組
私たちは「地球星歌」という曲を歌います。この曲は、平和への祈りや多くの人々への大きな愛に溢れた曲です。今、世界では戦争が起きたりウイルスが蔓延したりと大変な状況の中なのでより心に響く曲なのではないでしょうか。限られた練習時間の中でうまくいかず、意見や思いが合わないこともありましたが、パートリーダーや指揮者、伴奏者を中心に練習に励んできました。練習を通して、以前よりもクラスの心が一つになったと思います。指導してくださった先生方や仲間への感謝の気持ちを歌に乗せて19名全員で精一杯歌います。転調するところに注目して聴いてください。

・中学 2年C組
みなさんの心の中に輝いている物はありますか?言葉というものは不思議です。時が経ってもふとした瞬間に蘇ります。そんな言葉を駆使して私たち人間は進化してきました。今回歌う「心の中にきらめいて」もあの時大切な友達や家族と交わした言葉は心の中にずっと輝き続けて忘れない。そのような歌詞の意味が込められています。私たちも歌うときにクレッシェンドを意識して今でも心の中に輝いている言葉の素敵な余韻を表現しているので歌詞を通じて皆さんに感じてもらいたいです。皆さんも素敵な思い出をお供に私たち2年C組と感じ合いましょう。どうぞ聴いてください。

・中学 3年A組
私たちは「心の瞳」を歌います。歌の練習では特に、声がでていないことが課題でした。クラスの人数は少ないのですが、それでも毎日、声出しの練習をしてきました。まだ、他のクラスに比べたら少し声がでていないと思います。しかし、「心の瞳」の歌詞に「変わらないきずなで結ばれてる」とあるようにクラス一丸となって3年A組の絆が発揮できるように一生懸命歌います。ぜひ聴いてください。

・中学 3年B組
私たちは、森山直太朗の「さくら(独唱)を歌います。現在では卒業ソングとして有名ですが、元は友人の結婚がきっかけで作られたものでした。私は「この歌には現在の“卒業”(別れ)のイメージもあるが“結婚”という新しい人生の始まりでもある」と思いました。私たちもあと数か月で卒業し、別れがきます。ただそれはこの歌と同じように、新しい高校生活の始まりでもあると思っています。そんな別れと始まりをみなさんにもこの歌を通して伝えられたら嬉しいです。

・中学 3年C組
私たちは「結」を歌います。この曲は仲間と一緒に夢へ向かって前へ進む姿、仲間との絆を歌った曲です。この曲で私たちが苦労した部分はサビの高音・リズム・各パートごとのハモリです。ソプラノは高音を安定して出せるように練習してきました。アルトは主旋律に釣られないように、そしてリズムの取りにくい部分を何度も練習しました。私たち十六人の絆を感じてもらえるよう、精一杯歌います。