Otsuma Ranzan Junior and Senior High School

中学1年生「自然観察会」を実施

4月16日(土)に、中学1年生が自然観察会を行いました。
朝方は雨が降っていたものの、始まる頃には青空が。
生徒たちの思いが空に届きました。

 

この自然観察会は、総合学習「オオムラサキの棲む環境」のプログラムの一環として、毎年入学したばかりの中学1年生が、オオムラサキの越冬幼虫を掘り起こして、観察をおこなっています。

先輩たち(現中学2年生)が越冬させたオオムラサキの幼虫を、見逃さないように慎重に探します。

 

無事に発見!小さな小さな命がたくさん見つかりました。
エサとなる木に移して、観察・飼育がスタートです。


 

順調に育っていけば、6月頃には成虫(放蝶)となります。
その後、放蝶の場所となる学校から歩いてすぐの「大妻の森」へ移動。

 

NPO法人「自然の会・オオムラサキ」の方々より、オオムラサキのこと、木々や自然環境のこと、学校周辺の自然などについて学びました。


今後は、6月の放蝶、そして、来年3月に予定している「サイエンス発表会」に向け、オオムラサキの観察・飼育記録をまとめて、チームごとにプレゼンテーションを行います。

こうした取り組みが、また次の(来年の)中学1年生へと引き継がれ、オオムラサキの命、かけがえのない命が受け継がれていきます。

NPO法人「自然の会・オオムラサキ」の皆様、ご指導・ご協力ありがとうございました。