Otsuma Ranzan Junior and Senior High School

イギリス語学研修報告

2022年7月19日(水)~8月3日(水)の16日間、中学3年生から高校1年生までの13名の参加者は、無事にイギリス語学研修を修了することができました。

生徒はロンドンから西へバスで2時間ほどのところにあるストラウドという美しい町でホームステイを経験し、午前中は英語の授業、午後には活動や見学という日程で楽しく有意義に過ごすことができました。

最後のホストファミリーとの別れでは、涙涙の場面となりました。

(旅行地 ドバイ・イギリス)

■7/19(1日目)
成田国際空港発

■7/20(2日目)
ドバイ着(乗り継ぎ)ロンドンヒースロー空港着 ストラウド着
Marling School Hallにてホストファミリーと面会。式後、各家庭へ

■7/21(3日目)
開講式 午前授業(自己紹介、ストラウド市について事前学習)、午後チャーターバスにて市内見学、グロスター着、グロスター大聖堂見学・ピーターラビットショップ、ショッピングモール自由時間

■7/22(4日目)
午前 授業(イギリス人生徒2名合流)
午後  エコの様々な取り組みで有名なEcotricity社訪問。同社がサポートする地元サッカーチームの話、スタジアム場見学、ヴィーガン食体験(選手は肉を食べない、付属レストランも全てヴィーガン食)、芝生にも農薬不使用

■7/23(5日目)
イギリス人生徒3名に。オックスフォード大学生ハルさん参加。
オックスフォード大学見学、ボートン・オン・ザ・ウォーター(きれいな水郷の村、ハルさんの案内によりオックスフォード大学の各カレッジ、施設見学

■7/24(6日目)
日曜日、生徒は各ホストファミリーと過ごす。

■7/25(7日目)
午前 授業(英国人生徒7名参加)
午後 球技大会(英国人生徒を交えて2チームに分かれ勝ち負けを競う)

■7/26(8日目)
シェイクスピアの生まれた町を見学、ストラトフォード・アポン・エイボン着、シェイクスピアの生家見学後、晩年の家、埋葬されている教会を見学後、班別自主行動、昼食後、バスでコッツウォルズの村巡り

■7/27(9日目)
午前 授業
午後 バース(古代ローマ人が作った温泉の町)見学(貴族のマンションであるロイヤル・クレッセント、ザ・サーカス、ローマンバース博物館見学)

■7/28(10日目)
午前 授業
午後 福祉の講義、スコーン作り体験、アフタヌーンティー

■7/29(11日目)
午前 授業
午後 閉校式、さよならパーティー(書道、折り紙体験、英国の学校でよく使うアプリによる日本クイズ、ビンゴ、かるた大会、生徒代表挨拶、サンキューレター手渡し)

■7/30・31(12・13日目)
生徒は各ホストファミリーと週末を過ごす。

■8/1(14日目)
ホストファミリーとお別れ、ロンドン市内見学(バッキンガム宮殿、ウェストミンスター寺院、ビッグベン、国会議事堂、大英博物館)、ヒースロー空港発

■8/2(15日目)
ドバイ着、市内見学

■8/3(16日目)
成田空港着 ~ 解散





以下は、参加した生徒たちの感想です。

みなさんごきげんよう!
日本を出発して1週間が経ちました。みんなも英語を聞き取るのに慣れてきたころだと思います。

先日、Hさんも言っていた通り、私もイギリスにいる実感がありません。ですが、日本との違いを多く実感したり、ホストファミリーとたくさんお話をしたりと楽しく過ごせています。先週金曜日からイギリスの生徒さん達と一緒に授業を受けたり、いろんな所を一緒に観光しています。”おみやげを買いたい””何か食べ物を食べたい”など会話をしながらグループ行動をしています。

そんなこんなで1週間が経った今、イギリスに来てみて気づいたことは、反応の仕方がわからないことです。”その通り”や”そう願ってる”などなど、日本では”これを言いたいときはこのフレーズを言うんだよ”とは教えてもらえますが、反応までは教えてくれません。なので、残り少ない日数の中での課題だと思っています。

この課題の克服と残り少ない日数を楽しんで有意義なイギリス研修にしたいと思います!(S.S)
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イギリスに来る前は、 ホストファミリーやイギリスの生徒とうまくやっていけるのか、自分の 英語力で やっていけるのか、環境の変化に 対応できるのかと、小さな不安から大きな不安までたくさんありました。

しかし、いざ会ってみると ホストファミリーのアリさんとクリスさんは優しく色々と質問してくれました。ホストファミリーのみならず、イギリスの生徒のベン、デイジー、ルー、1日だけ一緒にゲームをしたアレックス達も質問に答えてくれ、何度も聞きなおしても言葉を変えて何度も何度も話しかけてくれました。

また、帰り道に 道路の端に小さなネズミがいて、たまたま通りがかった男性がリュックの背に当たる部分を使い引かれないように助けていました。

正直に言ってしまうと、イギリスはスリが多いとよく聞くため、まったくというわけではありませんが、あまり良い印象は持っていませんでしたが、これらを見て不安に思ったりしていたことがバカバカしくなるほど、とても楽しくのびのびとした生活を送っています。

あっという間に一週間が経ってしまいました。1日の終わりもとても早く感じます。 イギリスで過ごす時間はもう残り半分もありません。1日また一日と終わりが近づいていることがとても悲しいです。残りの時間を大切にして、たくさんの思い出を作っていきたいと思います。(M.H)
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このイギリス研修が始まるまでかなり長い時間待っていた気がしますが、気がつけばもう学校が終わろうとしています。

日本発の空港に乗る時には既にホームシックになっていましたが、イギリスに着く頃にはその感情は驚きと期待に変わっていました。

今まで沢山の有名な観光地に行きましたが、訪れて私が1番良かったなと思った場所はオックスフォード(Oxford)です。オックスフォード大学生のハナさんの解説と一緒に広大な敷地の学校を見て回りました。ハリーポッターで有名なダイニングや敷地外ではアリスショップなどへ訪れました。

世界中でも最高峰な大学を見学して、自分の将来に対して改めて考え直す良い刺激になったと思います。そしてイギリスに来て自分の価値観や考え方も変わったような気がします。イギリスの当たり前の生活様式を見て、日本との違いに毎日驚かされるばかりです。

あと日数もわずかですが、一日一日を充実したものにできるように頑張ります。(I.H)
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とうとう明日で授業が終わり、閉校式です。1日1日がとても濃く、2週間だとは思えないくらい短く感じています。今回のイギリス研修では、日本と色んなことが違うということを改めて感じることができました。

私たちのホストファミリーがいるstonehouseは平原がたくさん広がっており、羊や馬などが見ることができます。またイギリスの人はビーガンやベジタリアンの人が多いと言うことや、あまり電気をつけなかったり、リサイクルしている所を見て、環境に配慮してる生活をしていることが分かりました。

また休日の過ごし方や街の雰囲気など日本では目にする事がないほど違いがありました。自分の視野が広がった気がして、とても嬉しいです。英語を喋る生活にも徐々に慣れてきました。発音が違くて分かってもらえない事もありましたが、単語を繋げてなんとか会話する事ができて楽しいです。イギリス人がよく言う言葉を言ってみたりして新しい言い方も覚える事もできました。

残りわずかなイギリス研修も思い残す事なく、英語を喋って充実した日々を送りたいと思います。日本に帰ってからもこの感覚を忘れないようにしたいと思いました。(N.T)