嵐山町「2024ハイスクール議会」は、「高校生の自由な発想をまちづくりに活かす」とともに、「高校生が主体的に行政課題に関わる」機会を創出し、主権者として社会に参画していく意欲の向上に寄与することを目的としており、今年度が初めての開催となります。
本校の高校生が議員となり、議会開催までの事前学習を通じて、自分たちが学ぶ地域の課題や将来のまちづくりについて探究学習を深め、高校生の視点から自由な発想や意見にまとめて、「2024ハイスクール議会」で意見発表することを目標としています。
高校生議員に応募した生徒(高1~2年生の計26名)は、下記4回の事前学習と放課後時間等を活用した「グループ探究」を重ね、議員就任から約3か月間の探究活動を行いました。
■事前学習
①嵐山町長さんより「地域課題」と、嵐山町議会議長さんより「議会の仕組み」についての講演
②嵐山町議会議員さんと高校生議員の意見交換会「議会カフェ」の実施
③嵐山町役場を訪問し、「行政機関訪問調査」の実施
④一般質問書と意見書について「嵐山町議会議員との意見交換会」の実施
そして、1月25日(土)の午後、嵐山町議会議場において、嵐山町長様、嵐山町議会議長様をはじめ、嵐山町各担当部局長様の出席をいただき、本校の生徒が議長進行役を務めながら「2024ハイスクール議会」が開催されました。
主な議題は「一般質問」と「意見書採択」です。
生徒たちは、事前学習を重ねて準備した「一般質問内容」について発表し、嵐山町役場の担当者からの答弁をいただきました。また、これまで準備した「意見書」についても、出席した議員で採択が行われ、「ハイスクール議会議長」宛に提出されました。