DAY6(2026.3.27)
小児病院を訪問しました。
この病院は、15歳までの子どもが無償で治療を受けられる施設です。地方から通ってくる人も多いため、寝る場所や食事も完備されていますが、いずれも本当に最低限のものにとどまっています。
この病院の特徴は、歯磨きの必要性や食事の栄養学、生まれた赤ちゃんへの授乳の仕方などを学べる環境が整っていることです。また、国境を越えたさまざまな地域の人々からの温かい寄附のおかげで、カンボジアの子どもたちが元気に暮らすことができています。
カンボジアに限らず、困っている国があれば、世界中の国々と協力して行動していくことの大切さを学びました。



DAY5(2026.3.26)
午前中は、Kumae(クマエ)を訪問しました。
代表の山勢さんや河地さんからお話を伺い、なぜ彼らが養鶏や亜紙(Ashi)作りなどを工房で行っているのか疑問に思っていた生徒も多かったと思いますが、カンボジアの天候や村の現状を知ることで、その理由が分かったことと思います。
午後には、CMAC(地雷対策センター)を訪問しました。
展示されている無数の地雷や爆弾の残骸を目の前にし、戦争の恐ろしさを肌で感じました。戦争が終結すればすぐに平和が訪れるわけではなく、今でもなお地雷の被害にあってしまう人がいることを学びます。
夕方から日本語学校を訪問しました。
まずは、学校にある図書館の本を、みんなで協力しながら整理整頓しました。そして、カンボジアの子どもたちと一緒に習字の練習をしました。中には初めて筆を持つ子もいて、筆の持ち方や、とめ・はらい・はねを教えてあげてから、「桜」や「平和」を練習しました。



DAY4(2026.3.25)
終日、ジェンテ小学校を訪問しました。小学生とどのような交流をするか、それぞれがアイデアを出し合い、入念にシミュレーションを重ねてきました。ある班の生徒は、ホテルの部屋でもその準備をしていたようです。
初めのうちは緊張していた生徒たちですが、さまざまな遊びを通じて小学生たちが笑顔で応えてくれたことで、一気に心の距離が縮まったように感じました。
言葉が通じなくとも、表情やジェスチャーを使うことで気持ちが伝わることを学び、「笑顔」は国や文化を越えて通じる大切なコミュニケーションであると強く実感しました。
また、ここでは生徒たちのお小遣いから少しずつご協力をいただき、集めた寄附金を子どもたちのために活用していただくよう、校長先生とお約束してきました。
DAY3(2026.3.24)
バイヨン寺院で活動されているアンコール遺跡救済チームのもとを訪問しました。
遺跡修復作業の体験として、地元の方からそのやり方を教わり、黙々と作業に取り掛かります。日本だけでなく、さまざまな国が力を合わせて修復している世界遺産は、カンボジアだけではないでしょうか。
長い歳月をかけ、力を合わせて修復しているのですから、争いなどで破壊されることがないよう、平和な社会を望みます。
キリングフィールドでは、過去にあった悲惨な出来事を学び、私たちも過ちを犯さないために、普段から気をつけるべきことは何かを考えさせられました。
DAY2(2026.3.23)
上智大学アジア人材養成研究センターを訪問しました。
これまで上智大学がカンボジア国内において取り組んできた様々なミッションを伺い、その壮大さを肌で感じました。単にアンコールワットの西参道を修復したと言っても、カンボジア政府やアプサラ機構等からの課題があり、長い歳月をかけてこられたことを考えると、「修復」という言葉の重さが全く違います。
三輪先生からレクチャーを受けた直後に実際にアンコールワットを訪れ、生徒達はどのような想いで西参道を渡ったのでしょうか。
一般の観光客はアンコールワットの正面をただ見て渡るのに対し、生徒達が足元をしっかりと見ながら西参道の左側を渡っている姿が、とても印象的でした。
午後からは郊外にあるベンメリアを訪れました。この遺跡は、静寂な森の中でもその存在感をしっかりと感じ取ることができます。
また、ベンメリアは修復作業が手付かずの状態にあるため、アンコールワットと比較することで、修復作業の必要性を自ら考えることができたように思います。
DAY1(2026年3月22日)
ついにカンボジア研修の初日を迎えました。朝早くから多くのご家族に見送られながら、いざ出発しました。
シェムリアップ国際空港に降り立った瞬間、肌にまとわりつくような熱気と独特の香りに包まれ、「遠くへ来たんだ」という実感が湧きました。
バスで市内の中心部へと差し掛かると、道の両サイドに暖色系の美しいイルミネーションが長い距離にわたって飾られていました。私たちを歓迎してくれているかのようで、生徒たちもとても喜んでいました。
これまでの事前学習で、現地の写真や動画は見てきましたが、実際に五感で感じる情報の多さは全く別物です。
明日からの活動では、現地の方からお話を聞いたりしながら、多くの学びへとつなげることができればと思います。
かけがえのない時間となることを願い、カンボジア研修が始まりました。












