Otsuma Ranzan Junior and Senior High School

新入生歓迎の言葉

2020.04.11

新入生歓迎の言葉

高校3年4組 中野 夏穂

暖かい日差しに包まれ、桜の花が満開となる季節となりました。春の訪れを感じるこの良き日に、大妻嵐山中学校高等学校に入学された新入生の皆さんご入学おめでとうございます。在校生一同、皆さんの入学を心待ちにしていました。 新型コロナウイルスの影響で本来の入学式が行えず、大妻嵐山生として新たな一歩を踏み出す皆様にお会いできないのはとても残念です。私たちが今、出来ることはコロナウイルスにかかりづらい環境を作るということです。一日も早く元気な皆さんにお会いできることを楽しみにしています。

さて、皆さんは、これから始まる学校生活に夢や希望を持っているのと同時に、慣れない環境に不安や悩みを抱いていることと思います。二年前の私もそうでした。しかし、様々な行事や仲間とたくさんの時間を過ごしていくうちに、次第に打ち解けられるようになり、とても楽しく学校生活を過ごすことができました。新入生の皆さんもあまり不安を持ちすぎずに大妻嵐山での生活に慣れていって下さい。本校は豊かな自然に恵まれて、施設や学習環境の充実など落ち着いた雰囲気の中で日々仲間と切磋琢磨しながら勉学に励んでいます。本校の最大の魅力は、先生と生徒の距離の近さにあると思います。わからない問題に直面した時は先生に相談すると自分の納得のいくまでとことん教えてくださいます。先生方はいつも生徒のことを1番に考えてくださる気さくで優しい先生ばかりです。ぜひ積極的に声をかけてみて下さい。

四季折々の行事も魅力の1つです。特に9月に行われる文化祭は青春そのものです。 中学生、高校生だけでなく、先生方や保護者の方も一致団結して2日間にわたる文化祭を盛り上げます。また1月に行われるマラソン大会は、中学生は5キロ、高校生は10キロと長距離の中、汗だくになりながらもゴールに向けて走る経験はとても貴重です。このような行事を通して仲間と支え合う大切さや忍耐力を培うことができます。 また、生徒会や文化祭実行委員、委員会など様々な場面でリーダーシップをとる機会がたくさんあります。今の時期でしか体験できないことや、やってみて学べることがとてもたくさんあります。ぜひたくさんの場面で自分の可能性を広げてみて下さい。 学校生活を送る中で自分の興味を持ったことや気になることにはとことん追究し、貪欲になってみましょう。今、自分のまわりにいる人はこれから学校生活を共にしていく仲間です。大妻嵐山で過ごす大切な青春の1ページを仲間と共にかけ抜けていきましょう。そして私たちとよりよい学校にしていきましょう。